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いよいよ始まったハイハイ。はいはい赤ちゃんの部屋作りを抜かりなく進めよう

公開日: : 最終更新日:2017/06/06 赤ちゃん部屋作り , ,

ケガなく安全に。お部屋を整えて赤ちゃんに新しい世界を楽しんでもらおう!

赤ちゃんはいはい、安全対策
これまでずっと寝たままの姿勢でいた赤ちゃんも三か月を過ぎたころから寝返りを初め、7か月~9か月頃になると多くの赤ちゃんがハイハイを始めます。
お尻をフリフリ。一生懸命に興味のある方向へ進む赤ちゃんは愛らしくたくましくも感じますが、一方で安全面を考えると心配もつきません。

それまでの寝返りでごろごろ移動したり、「ズリズリとマットからはみ出ちゃったわ」、なんてかわいく移動していた時とは比べ物にならないほど、格段に移動する距離や速度が伸びてきて焦って対策を始めたという方も多いのではないでしょうか。

「もうそんなところまで行けるの?」「こんなところに気が付かない危険地帯が…!!」と、驚きと焦りの連続の事と思います。万全の体制で赤ちゃんのハイハイ期を迎えるのって本当に大変です。

今回は、赤ちゃんを安心してはいはいさせられる部屋作りを抜かりなく行うためのあれこれをご紹介します。

ハイハイを始めたら、すぐにつかまり立ち。まとめて対策をすると吉!!

赤ちゃんの成長速度は驚くほど早いものですy性のあるラグマットやカーペットを敷くことをお勧めします。フローリングは特に滑りやすいので注意。ラグマットを敷くときも、滑り止めをお忘れなく。

室内では裸足がおすすめ

寒くないかな?と心配になりますが、室内では基本靴下などをはかせずに裸足で過ごさせてあげましょう。ハイハイをするときに足で床を蹴りやすく滑りにくいからです。
赤ちゃんの方が大人よりも体温が高いので、赤ちゃんにとってはすこし薄着の方が快適だと言われています。動き回っていると冬でも汗をかくほど、暑がりの赤ちゃんは多いものです。

真冬の靴下は滑り止め付きを用意しよう

もし真冬寒いときに靴下をはかせるのであれば、滑り止めつきの靴下を用意しましょう。

滑り止めが付いていない靴下に、ゴム塗料で滑り止め効果をつけられるグッズもあります。
頂き物の靴下や、かわいいけど滑る靴下を活用できてお得です。

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床の固さ対策には、パズルのように組み合わせて使えるジョイントマットがおすすめ

赤ちゃんのいるお宅でよく見る、1cm程の厚さのスポンジ状、組み合わせてつなげるマットをジョイントマットと言います。たった1cm程の厚みでも、転んでぶつけたときの衝撃がまったく違います。

賃貸マンション・アパートなどに住んでいる方なら階下への防音対策としても効果ありです。
ジョイントマットなら汚れたところだけ洗えるので常に清潔に保てるのも嬉しい。

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ぶつけても痛くないように角々にクッションを

まだまだ不安定な動きをする赤ちゃんがバランスを崩したり、滑ったりしたときにぶつけても痛く無いように、角にはクッションを張り付けておきましょう。
大人だけの生活では気にならなかったあちこちに、気になる角が見つかると思いますが特に注意するポイントは以下です。

テーブルや棚、家具の側面

テーブルの上におかれたもの、本棚にしまわれている絵本やおもちゃなど赤ちゃんが気になるものがある家具の周りは要注意。通せんぼなどをして近づけないようにする事もできますが、興味の対象を奪うよりも自由に遊べる方が赤ちゃんも楽しく、タッチあんよのきっかけになりますから、触っても大丈夫なものを集めて、ぶつけてもいたくない対策を取りましょう。脚部分やテーブルの天板、側面の角にクッションを張り付けておきます。

柱や壁の切れ目などの「建具」の角

不思議と赤ちゃんは狭いところに狭いところに吸い寄せられるように移動していきます。(狭いところが好きなんですね)
壁から柱が出ているようなつくりがあれば、柱周りにもクッションを付けてあげましょう。

危ない場所はふさごう

「落ちないように、触らないように」対策を!

段差に注意!!

階段のあるお宅では、赤ちゃんが階段のある方へ行かないようにしっかりと経路をふさいでおきましょう。玄関などの小上がりも注意が必要です。
意外な盲点がソファ。近くにクッションがあると登ってしまい、降りるのがうまくいかずに落ちる、ということもおこりがちです。登れないように近くに足がかりになるようなものを置かないように、注意しましょう。

また、万一滑り落ちてしまっても衝撃が少ないように、前述のタイルカーペット、ジョイントマットなどを敷いておくと安心です。

テレビや扇風機、ヒーターなどの電化製品

感電、巻き込み、ヤケドなど電化製品に近づくことでの怪我がおこらないように注意しましょう。
特に赤ちゃんってコード類が好きですよね。コンセントのタップなどに近づけないように、目に入らないように対策をすることも必要です。

また、音がなって画が動くテレビも赤ちゃんは大好き。大きくて重たいテレビでも赤ちゃんが寄りかかることで簡単に倒れてしまうものです。しっかりと固定したうえで、赤ちゃんが触れないように周りを囲んでおきましょう。

ドア型の「とおせんぼ」ベビーゲート


ベビーゲート赤ちゃんのはいはい対策に

壁際のコンセント差込口

赤ちゃんが指を入れて、感電してしまわないようにふさいでおきましょう。
全体をカバーするものと、差込口の穴をふさぐタイプがあります。
どちらがいいの?と迷ったら以下を参考にしてみてください。

利用中のコンセントなら、全体カバーがオススメ。

日々使うものであれば、全体をカバーするものがおすすめです。赤ちゃんの力が強くなってくると使っている最中の家電製品のプラグを壁から抜いてしまうこともあるので、引き主防止に一役買います。


カバーするタイプは壁から5~10cm程突起ができてしまうので赤ちゃんによっては体重を掛けて立ち上がろうとしたり、引っ張って取ろうと吸てしまうことも…ネジでしっかり固定できるものを選びましょう。

普段使わないコンセントなら、カバータイプではなく次の差込タイプを選びましょう。

差込口をふさぐタイプは、簡単に抜けないものを選びましょう

差込口をふさぐタイプは、目立たないので赤ちゃんの興味を引きにくく、力任せに引っ張られてしまうということが少ないのがメリットです。但し、指の力が付いてきて器用になってきた赤ちゃんは、小さな指で上手にカバーを引き抜いてしまうことがあります。

取り外したカバーを口に入れて喉に詰まらせてしまう危険があるほか、「ここには物がさせる」と学習してしまった結果、指や細いものを差し込んでしまって感電してしまう、ということもあります。

差込口をきちんとふさぐということも重要ですが、ふさいだカバーが簡単にははずせない、ということが大切です。



指がかかる場所がなく、赤ちゃんの力では引き抜けない設計です。


コンセント全体をカバーするタイプは埃よけとしても◎

誤飲に注意

赤ちゃんは興味のあるものをまず口に運んで情報を得ます。大人とは違う目線で動く赤ちゃんにとっては大人が気がつきにくい小さいものでも、よーく目に入り、そして小さな指でうまいことつかまえちゃうものです。

リモコン、携帯などなめてしまう衛生面での心配もありますが、小さいものを飲みこんで喉を詰まらせてしまわないように、手の届くところをきちんと片づけて置きましょう。電池、薬、タバコ、ビーズ、ペンのキャップなど大人の人差し指と親指で作るOKサイン程の大きさ以下、の物だと飲みこんでしまう可能性があると考えましょう。意外と大きいものまで口に入るので油断大敵ですよ!

電池誤飲は本当に怖い!

とくにボタン電池は小さく、赤ちゃんの誤飲事故が多く見られます。平成22-26年の4年間で93件も報告されており、中には1ヵ月も入院が必要になったケースも見受けられます。電池誤飲事故の多くが6ヵ月~1歳の赤ちゃんに起っており、ちょうどハイハイを活発に行う時期に重なっています。

電池の誤飲を防ぐ為に

①おもちゃに電池が使われている場合、安全設計の記載のあるものを選ぶ
 ⇒ドライバーなどがないと電池蓋が開かないもの、工具が必要なものなどを選びましょう
  もし手持ちのアイテムがセーフティー設計でない場合はセロテープで留めるなどしましょう。

②赤ちゃんが触る必要のないものは手の届かない所にしまう

赤ちゃんの前で電池交換をしない。
 ⇒電池交換を大人がやっているのをみて、「そこのふたが開くのか!!」と学習して真似をしようとしてしまいます。

指はさみに注意

引き出しや戸棚の戸、部屋のドアなど動くものは極力固定できるようにしましょう。まだ力が無くて大丈夫、と思わずにはやめ早めの対策が吉です。

ドアの蝶番部分のすきまに注意

ドアの蝶番部分に指をはさんでしまわないように、ドアを固定するか隙間をふさぐグッズを張り付けておきましょう。

閉じ込め、締めだしに注意

閉じ込め?締め出し?と不思議に思うかもしれませんが、部屋の外に出たママを追って、うち開きのドアの前に赤ちゃんが陣取ってしまい、外から中に入れない…、ドアの隙間におもちゃが挟まってドアが開かない!ということが起りえます。

ちょっとトイレ、宅配便の対応で…と目を離したすきに困らないように、ドア周辺に赤ちゃんが来れないようにふさいだり、目を離す時にはサークルに入ってもらうなど、赤ちゃんを一人残す時には気を抜かずに対応しましょう。

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