ベッドガードの乳児死亡事故。使用年齢に注意して安全に使おう
2017年9月、ベッドガードを取り付けたベッドで、ベッドガードが原因で0歳の赤ちゃんの死亡事故が起きたというショッキングなニュースが流れました。
東京都内で8月、大人用ベッドで寝ていた0歳の乳児がベッドガードとマットレスの間に挟まり、死亡する事故が起きていたことが分かった。乳児の就寝時にベッドガードを使用したケースでは同種の事故が国内外で確認されており、日本小児科学会が注意を呼びかけている。
引用:朝日新聞
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当サイトでも、ベッドガードが添い寝に便利、寝返りを始めた赤ちゃんをベッドに寝かせる時に転落を防げるので安心、ということでいくつかベッドガードを紹介してきました。
安全と安心のために利用するグッズが原因で死亡事故が起こってしまうなんて、本当に悲しいニュースです。
今回は改めて、ベッドガードの安全性について調べてみました。
0歳の赤ちゃん、乳児でも安心してつかえるベッドガードはあるのでしょうか。
この記事の目次
ベッドガードはメーカー指定の適用年齢を確認しよう
事故の経緯
今回報道された事故は、ベッドガードとベッドの間に赤ちゃんが寝返りを打って入り込み、挟まったことで窒息死してしまったということです。
ベッドガードの素材はネット状の柔らかく、寝返りでぶつかっても痛くないように配慮されたものでした。
このネット状で柔らかいという特徴のために、寝返りを打った赤ちゃんの体重でネットが伸び、ベッドガードがずれてマットとの間に赤ちゃんがはさまるという事態になってしまったのです。
同様の事故は2016年の9月にも起こっており、その際には母親が赤ちゃんから目を離したのはわずか2~3分ということです。不幸中の幸いにも2016年9月のケースでは赤ちゃんは搬送されたのちに回復したということです。
2~3分というと、赤ちゃんを寝かせて、隣の部屋にオムツを取りに行く、汚れたオムツを捨ててくるといった本当に一瞬ともいえる時間です。
この間に事故が起こるとは誰も思わないでしょう。
本当に赤ちゃん、乳幼児の子育ては一瞬の油断が大敵です。
ベッドガード=危険ではありません。適用年齢を確認しよう
報道によると、事故の起こったベッドガードの適用年齢は3歳以上だったということです。
その年齢なら、万一マットレスとベッドガードの間に挟まっても自力で抜け出すことができるか、声を出して助けを呼べるでしょう。
ベッドガード=危険というわけでは決してありません。
ベッドガードを利用するときには、適用年齢を確認して安全に使えるか、事故を防げるかに意識をはらいましょう。
子育てを便利に、安全性を高めるためのアイテムはぜひ取り入れていきましょう。ただ、正しいアイテムを正しく使う必要があるのです。
0歳~1歳児も使えるベビーガード
0歳~12ヶ月対応のベッドインベッド
18ヶ月~60ヶ月(1歳半~5歳)まで使えるベッドガード
18ヶ月~60ヶ月(1歳半~5歳)まで使える、ベッドガード。
固定をしっかりするからずれる、はさまれるといった事故を防ぐことができます。
事故がおこったネットタイプとは違い、固い素材でメッシュ部分がたわむことがありません。
また、ガードをさっと下げることができるので、おむつ替えは乗り降りの際に邪魔になりません。
※取り付け方、ずれ防止については取扱説明書をしっかりと確認しましょう
1歳児でも使えるベッドガードの詳細を見る
産後も、目が離せない気の抜けない育児の日々がつづきますね。
安全に眠れるお助けアイテムを適切に使い、パパママも、赤ちゃんも安心して休めるように環境を整えていきましょう。
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