二人目誕生。兄姉がいる場合の赤ちゃんの部屋づくりはどうする?
二人目の赤ちゃんが誕生し、家族がますます増えてにぎやかに!
喜ばしい変化ですが、異年齢の子供が共存するために、インテリアにも変化が必要になってきます。
「上の子がいるから必要なものはそろっているから大丈夫」と思いがちですが、兄弟がいるからこそ、気を付けなければならないこともあります。
今回は「兄・姉がいるお宅に赤ちゃんを迎える場合の、部屋づくりについて」まとめていこうと思います。
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この記事の目次
兄・姉がいるお宅に赤ちゃんを迎えるポイント
上の子がいるお宅に赤ちゃんを迎え入れる際に、抑えるべきポイントはとにかく危険回避です。
踏まれないようにする、誤飲を防ぐ、この2点は特に注意が必要です。
上の子どもの年齢や性格にもよるかと思いますが、どの年齢の子でも遊びに夢中になっているうちに、赤ちゃんのすぐ近くを走り回ったり飛び跳ねたりして、お布団に寝かせた赤ちゃんとあわや接触…ということは起こります。
また、ブロックやビーズ、小さいボールなどお兄ちゃん・お姉ちゃんなら問題のないおもちゃでも、赤ちゃんは何でも口に運んでしまうので、喉を詰まらせてしまう危険性があります。
ベビーベッドはやっぱりおすすめ
踏んでしまうことや誤飲の危険性を回避するためにも、ベビーベッドはやっぱりおすすめです。
赤ちゃんと子供を分離させることが簡単にかないます。
お布団に寝かせるより床の振動が伝わりにくいので、足音で起きてしまう、ということも減ると思います。
ベビーベッドの選び方などについてはこちらでもまとめています。
ベビーベッドが置けない時には
お布団派でベビーベッドが置けない、置きたくないのであれば、ベッドインベッドなどで赤ちゃんの場所を他のお布団やマットから分けるのがお勧めです。
ただお布団に寝かせてあるだけよりも、「ここは赤ちゃんの場所」というのが子供にも伝わりやすいので、おもちゃはこの中にはおかないでね、などお願いがしやすくなります。
これなら小さくたためるのでお昼寝のときにリビングに寝かせたり、お出かけ先でも使えます。また、添い寝をする際にも上の子の寝相に巻き込まれにくくなります。
特別にベッドインベッドを用意しない場合でも、長細く丸めたバスタオルで囲む、抱き枕で空間を仕切るなど工夫して「赤ちゃんエリア」を分けてみましょう。
上の子にちゃんと言って聞かせよう
ベビーベッドに寝かせたからといって、安全対策が万全とは限りません。
「赤ちゃんと遊ぼうと思って♪」と言いながら、小さなおもちゃを赤ちゃんの枕元に置いてしまうことも考えられますし、投げたおもちゃがベビーベッドの中に着地することもあるかもしれません。
「小さなものは、赤ちゃんがお口にいれて、喉を詰まらせてしまうから、置いちゃだめ」
「ベビーベッドの中にはおもちゃはダメ」
など、ルールをきちんと話しておきましょう。
まだ理解できない小さいお子さんでも、まずは伝えておくと徐々に理解するようになってきます。
小さなおもちゃは片づけておき、大人の目の届くところだけで遊ぶ
理解できるまでの間は、赤ちゃんが喉を詰まらせてしまう可能性のあるおもちゃは片づけておくことも考えましょう。
家事をしながら上の子だけで遊ぶときには、万一ベビーベッドにおいてしまっても誤飲の心配がないおもちゃだけを出し、
大人が一緒に見ながら遊ぶときにだけ、小さなパーツのおもちゃを出してくる、など、工夫してみましょう。
片づける際には、上の子供の手の届かないところにおもちゃを置けるように、
蓋つきの軽い箱などにまとめておくと片づけ&取り出しに便利です。
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